佐賀県診療情報管理懇話会
会長:谷口 研一朗
(さが恵比須メンタルくりにっく 院長)
佐賀県診療情報管理懇話会のホームページにようこそ!
この懇話会は平成23年4月に発足した、まだ生まれたての懇話会です。
佐賀県診療情報管理懇話会は、佐賀医科大学OG重田さんの“後進に学びの場、情報交換の場を供したい”という素懐から発足いたしました。私も佐賀医科大学で教育を受け、研修医時代に重田さんにも可愛がって(??)頂き、記録の重要性について薫陶(!!)を受けた一人です。その後も「POS医療学会」を通じて交流があったことで、会長に推挙いただき、この会に関わりを持つに至りました。
第1回の佐賀県診療情報管理懇話会発足時には、県内外から110人を超える方々にご参加いただき、大変な盛り上がりとなりましたことは会長として喜ばしい限りです。
折しも、平成23年9月29日、30日には、吉田晃治先生を大会長として福岡市で「第37回日本診療情報管理学会学術大会」が開催されました。吉田先生には佐賀県診療情報管理懇話会の顧問としてご指導いただいておりますが、学会を通じて吉田先生の診療録に対する熱い思いに触れることができ、これまで燻っていた診療情報への大志機運が一気に高まったことはいうまでもありません。
現代の医療において、診療情報管理を行う者の役割はますます重要になってきております。診療情報は診療報酬請求の根拠となるだけではなく、医療機関の質を示す重要な指標にもなります。一方で、診療情報は医療機関だけのものではなく、患者さんと共有されるものでもあります。診療情報に関わるすべての職種はそのことを忘れず、患者さんのために、敬意を持って診療情報を取り扱う必要があります。単なる管理だけではなく、その情報の意味を真摯に考え、記録し、患者さんとともに真剣に語り合う。そんな態度が重要です。
少々固くなってしまいましたが、このように真剣に医療や診療情報に向き合うとともに、会員相互がざっくばらんに、且つ楽しく学び、親睦を深めていけるよう、会長として会の発展に誠意をもって臨む所存でございます。
諸先輩方、仲間の皆さま、今後ともどうぞよろしくお願い致します。